中でも名神高速の京都南インター。
インターを出るまでに何キロもの渋滞はしょっちゅうで、
高速で走る車を横目に路肩で並んでる時は恐怖を覚えるほどです。
高速道路流出ランプから発生する渋滞の街路からの対策
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00064/1984/1984-04-0026.pdf
京都南インターでの渋滞の原因が論文にありました。
1984年のもので手書きで実に味のあるものです。
もう40年近くも前のものなんですね。
その後、第二京阪道路や京滋バイパスなどの対策が効を奏して、
京都南インターでの渋滞は減少したのは確かなようですが
それでもピーク時はどうしても混雑してしまいます。
これは、流入量に対して道路が貧弱なことがあるでしょうし、
行楽期ゆえ慣れないドライバーが増えるのも原因でしょう。

そこで、京都市内の渋滞を回避するヒントを
先日のお彼岸を例にして書いてみようと思います。
まず、インターには朝8:00までの到着を目標にしました。
行楽期ともなると渋滞があちこちで始まっていく時間帯ですが、
京都南インターに関しては比較的スムーズに流れています。
これはインターの先にある国道の渋滞が始まってないからで、
このまま目的地まで乗り付けることも十分に可能です。
駐車場は空車だらけですし良いことづくめでしょう。
でも、帰りのことを考えてみてください。
用事を済ませている間にも市内に入る車は増えていきます。
あれほど空いていた道でも渋滞してる可能性が高いです。
「行きは”よいよい”帰りは”怖い”」
なので、パークアンドライドを利用します。
車はインター近くに置いておくと非常に楽です。
電車に乗るという手間が増えますが、
駐車料金は市内より安いですし何より時間が読めます。
オススメは京阪の墨染駅付近。電車は空いています。
特に紅葉などの時期に東山へ行く場合は有効でしょう。

今回は早々と昼前には退散しましたが、
横目で見た京都南インターの渋滞は酷いものでした。
電車で行けば楽なのに。とも思ったりもするのですが、
そこは人それぞれいろんな事情があるのでしょう。
ちなみに名神高速には第二京阪との間にインターの計画があります。
これが出来れば随分と車の流れが変わるでしょうね。
完成は令和10年度とのこと。まだまだ先ですね。

知恩院
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