2021年08月05日

津山のレトロ建築を求めて

津山で思い浮かぶものといえば、
桜の季節の津山城、出雲街道の宿場町、
あと、残虐な津山事件もありましたね。

今回は3時間半の短い時間ではありましたが、
レンタサイクルで巡ってみました。

ちなみに自転車は観光案内所で借りれます。
3時間で400円ほどでした。安いですね。
津山の町は盆地の中に形成されているので、
平坦な場所が多く非常に有効でした。

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まず寄ったのは「津山まなびの鉄道館」
かつて使用されていた扇形車庫が今も残ります。
昭和11年築。現存するものでは二番目の大きさです。

車庫には国鉄型車両がずらりと並びます。
ただ、ただ、圧巻です。

でも、保存だから仕方ないとはいえ、
新車同然の綺麗なのはリアルさに欠けます。
ここはやはり煤けてないと・・・。

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次は城東と呼ばれる古い町並みが残る地区です。
重伝建に指定されているので雰囲気は良いです。

ちなみに津山には城東の他にも、
城南、城西、城北といった地区があり、
それぞれ見どころに特長があるようです。

例えば城西には遊郭だった場所があったり、
寺町や武家屋敷があったりするなどです。

城東地区は出雲街道筋の商家町といった位置づけで、
長さ1.2kmに渡り伝統的建物が半数以上並ぶ様は圧巻です。

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ここの町並みの特長を上げるとするならば、
街道から山へと延びる幾つもの路地があることでしょう。

それぞれ路地には名前が付けられていて、
地域の人に親しまれている様子がわかります。

城東地区には無料の資料館が数か所ありますが、
いずれも手厚い説明をして下さいました。

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津山城のたもとには郷土資料館があります。
元は昭和8年落成の旧津山市庁舎で増改築したものです。

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そして、その横にある資料館がまた凄くて、
大正15年津山基督教図書館として建てられています。

どちらも素晴らしい近代建築なのは明らかで、
今もこうして現役なのは大変嬉しく思います。

津山はこういったレトロ建築が多いですね。

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さいごに津山城。

山全体が石垣になっていると言いますか、
平山城ならではの圧倒的存在感がGoodです。

IMG_2006.JPG

と、ここで時間切れ。

今回の旅は再訪だったのですが、
以前訪れた時とは自分の視点が違うことから、
新鮮な気持ちで楽しむことができました。

例えば、城東地区では牛歩の如く見学しましたが、
以前は素通りであるかのように見学したと記憶しています。

再訪は自分の違いを発見できて面白いものです。

IMG_8967.JPG
木製電柱の活用例


 

  
posted by にゃおすけ at 11:20 | Comment(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする
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