桜の季節の津山城、出雲街道の宿場町、
あと、残虐な津山事件もありましたね。
今回は3時間半の短い時間ではありましたが、
レンタサイクルで巡ってみました。
ちなみに自転車は観光案内所で借りれます。
3時間で400円ほどでした。安いですね。
津山の町は盆地の中に形成されているので、
平坦な場所が多く非常に有効でした。
まず寄ったのは「津山まなびの鉄道館」
かつて使用されていた扇形車庫が今も残ります。
昭和11年築。現存するものでは二番目の大きさです。
車庫には国鉄型車両がずらりと並びます。
ただ、ただ、圧巻です。
でも、保存だから仕方ないとはいえ、
新車同然の綺麗なのはリアルさに欠けます。
ここはやはり煤けてないと・・・。
次は城東と呼ばれる古い町並みが残る地区です。
重伝建に指定されているので雰囲気は良いです。
ちなみに津山には城東の他にも、
城南、城西、城北といった地区があり、
それぞれ見どころに特長があるようです。
例えば城西には遊郭だった場所があったり、
寺町や武家屋敷があったりするなどです。
城東地区は出雲街道筋の商家町といった位置づけで、
長さ1.2kmに渡り伝統的建物が半数以上並ぶ様は圧巻です。
ここの町並みの特長を上げるとするならば、
街道から山へと延びる幾つもの路地があることでしょう。
それぞれ路地には名前が付けられていて、
地域の人に親しまれている様子がわかります。
城東地区には無料の資料館が数か所ありますが、
いずれも手厚い説明をして下さいました。
津山城のたもとには郷土資料館があります。
元は昭和8年落成の旧津山市庁舎で増改築したものです。
そして、その横にある資料館がまた凄くて、
大正15年津山基督教図書館として建てられています。
どちらも素晴らしい近代建築なのは明らかで、
今もこうして現役なのは大変嬉しく思います。
津山はこういったレトロ建築が多いですね。
さいごに津山城。
山全体が石垣になっていると言いますか、
平山城ならではの圧倒的存在感がGoodです。
と、ここで時間切れ。
今回の旅は再訪だったのですが、
以前訪れた時とは自分の視点が違うことから、
新鮮な気持ちで楽しむことができました。
例えば、城東地区では牛歩の如く見学しましたが、
以前は素通りであるかのように見学したと記憶しています。
再訪は自分の違いを発見できて面白いものです。
木製電柱の活用例
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