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今回もまたウォーキング日和で快適な道中でした。
途中では東海道を歩く方を10組以上見かけ、
さすがは五街道。他の街道とは違う人気ぶりです。
電車に手を振る娘。
大抵の車掌さんは振り返してくれるので有難い・・・。
前回の終了地点をタッチしてからスタートします。
街道が続いていることを理解してもらう大事なことで、
私一人で歩く時でも欠かせない恒例行事です。
街道沿いには旧家が多く残ります。
ゆっくり見たいのですが交通量が多いのは辛いところで、
娘にも目を配る必要があるので気を使います。
そういう中で現れたのが休憩所です。
そこにはどうぞ座って下さい的な椅子がありました。
普段は腰かけることの嬉しさをあまり感じませんが
長い距離を歩いてるからこその有難みといえます。
実は休憩所で椅子のやり取りがありました。
娘「休むときに椅子があると嬉しい」
娘「椅子を持っていけばいつでも休める!」
私「持っていくの誰やねん・・・」
今回も腰かける場所で苦労することがあったので、
娘の意見は極端すぎるとはいえ間違ってはいません。
幸い、家には子供用の軽いミニチェアーがあるので
次回は試しに持っていこうかと考えています。
今回のコースの見どころは天井川と横田の渡しでしょうか。
この弘法杉の場所にある天井川を潜るトンネルは、
明治のはじめに道路用に作られた県内で一番古いもの。
細工が見事で実に見応えがあるものです。
そして、JR三雲駅付近にあった横田の渡しですが、
水口側には10mもの大きさの常夜灯がそびえ立っています。
娘は1m弱なので10人分もの高さです。
三雲側にも常夜灯がありますが
こちらは比較すると小ぶりなものです。
案内板によると以前は200m上流にあったそうです。
北脇縄手という長い直線に入ると、
娘は15分おきぐらいに休憩を求めてきます。
何事か?とその時は考えたものの謎が残ったのですが、
終わってからGPSを見てると高低差に答えがありました。
スタート地点からずーとダラダラ勾配があったのです。
大人の目線では平地に見えてはいるのですが、
子供にとっては相当なダメージがあったようです。
街道歩きでは時おりこういう道に出くわしますが、
大人と子供の差がこうも違うのかと驚きました。
次回では難所の鈴鹿峠が近くなり勾配が増えてくるので、
ペースなどを考え休憩も多めに考えたいところです。
北脇縄手の縄手とは”田んぼの道”の意味があります。
東海道を整備した際に直線に改められたのだそうです。
ここを過ぎれば正面に水口の古城山が見えてきて、
城下町らしい鍵の手状の道を過ぎると水口宿となります。
今回の印象に残った娘の反応は
・竹林を見かけては「禰豆子!」と喜ぶ(竹林に入って遊んだり)
・和式トイレで用を足せない(洋式を探すはめに。重要課題!)
・昼食の店で貰ったポン菓子に喜び(初めて知る味に完食)
・せっかくのランチも半分残す(好き嫌いが激しい・・・)
・川があれば橋の上から魚を見る(釣りがマイブームなので)
・あと何メートル?と相変わらずゴールまでが気になる様子。
ゴールまでの距離はiPhoneの地図を見せてはいるのですが、
どうも地図をうまく理解していないような感じです。
見方は家で少しずつ教えていけたらと思います。
それより問題は和式トイレの件ですね。
こちらも今後のことを考えトレーニングしないといけません。
次回は土山宿までを予定しています。
トイレについてはちょっと苦心されてるようですが、ウチのムスメもしゃがんで野ション(熊野街道の山の中で、です)はできても和式は7〜8歳まではできませんでした。
今どきの子は和式を見ることもほぼないから仕方ないかもしれませんね。
外食のランチがあまり食べられないなら、手作りの弁当を持っていくのはどうでしょう。
冬場はちょっと寒いので、暖かく天気の良い日ならアリかも。
まさか和式がダメなことを街道歩きで知るとは思いもよらず、
あやうくトイレ難民になりかけました(^^;
弁当アリですね!
ピクニック気分になって楽しそう。
もう少し暖かくなってから実践してみます。