2022年02月09日

大阪からの雪遊びなら彦根が面白い!

大阪市内に住んでいると雪を見ること自体少なく、
積もるとなるとここ数年見てない気がします。

大阪が雪が少ない理由を考えてみると、
北は丹波山地があって日本海側の雪雲が流れてくるのを防いでいたり、
南もまた紀伊山地があって南岸低気圧由来の雪雲を防いでいたりと、
おそらくこの2点が影響しているものと思います。

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大阪の子供たちには雪に対して一種の憧れがあるもので、
大阪市内から雪遊びに行くとすると以下の候補が考えられます。

・ひらぱーで特設雪遊びエリアで遊ぶ
・六甲山スノーパークで遊ぶ
・スキー場まで出向いて遊ぶ
・金剛山などの高い山に登って遊ぶ
・雪国に電車で移動して遊ぶ


このうち上2つは入場料他もろもろがかかります。
スキー場は雪が豊富ですが行き帰りが大変です。
車ならスタッドレスタイヤなどの出費が必要ですし、
ツアーバスで行くなら予約などの面倒があるでしょう。
もちろん、スキー目的ならスキー場がベストと思います。

4番目の金剛山などの山で遊ぶのも良いのですが、
ケーブルカーで頂上に行くにしても勾配は避けられず、
標高が高いので凍結などによっての危険が厄介です。
しかも、人気の山なので降雪があった時は大混雑必死です。
子連れで気軽にを考えると難易度は上がるでしょう。

そこでオススメなのが5番目の雪国に電車で移動して遊ぶです。

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候補としては以下の4点。

・南海電車で高野山エリア
・JR新快速で彦根、米原エリア
・JR新快速で湖西エリア
・JR快速で丹波エリア


高野山エリアは南海特急で行くと便利と考える人もいますが、
ケーブルやバスの乗り継ぎもあって意外と時間がかかります。
雪の量も他と比べると少ないのが難点です。

一方、JRを使うプランは速さという点を考えると、
快速でアクセスする丹波エリアは少々不便ではあります。
その点、新快速を使えるエリアなら豪快に運んでくれます。

ここで注意しておきたいのが交通障害時の対策です。
せっかく雪遊びをしても帰りの電車がなくては大変です。

この点で一番有利なのは彦根、米原エリアです。
東海道線という大幹線であることで比較的運休は少なく、
万が一、運休になっても新幹線を使えば帰ってこれます。

もし、朝から電車が遅延しているようなら、
午後から相当な遅延や運休になる可能性があるので
こういう時は止めておくのが無難でしょう。

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さて、大阪市内から彦根への費用ですが、
「ひらぱー」と比べると総合的に割安です。

ひらぱーは入場料、施設利用料、枚方までの交通費がかかります。
また園内で食事をするとなるとかなり割高です。

一方、彦根へは大阪市内から片道で1980円ほど。
JRは子供が小学生未満なら運賃がかかりませんし、
往復の新快速は冬なら結構空いていて快適です

これを高いと見るかは人それぞれですが、
豊富な雪の量を考えるとメリットはかなりあるものと思います。
しかも人工雪ではなく天然の雪。これは他に変えられない利点です。

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彦根で雪遊びするならば天気を見て行くのが肝心です。
寒波が来てないと雪が積もってないことが多いですし、
仮に積もっていたとしても降雪から時間が経ったものは、
雪遊びとは程遠い雪質になっているものと思います。

なので、当日の天気予報で雪になっていたり、
降雪があった翌朝などは雪遊びに最適でしょう。

遊び場は駅近くにある公園でも十分楽しめますし、
少し足を延ばして彦根城も良いと思います。

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行ってみるとわかりますが、
雪で遊んでいる人は大体は観光客です。
地元の人は雪かきをしてるなど遊びどころではありません。

このような雪国の大変さもついでに知れることは
子供にとって貴重な体験となることでしょう。



posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | 近畿ボラボラ_滋賀 | 更新情報をチェックする
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