特に駅を中心として3km以内に見所が詰まっていて、
そして都市化がさほどされてない歴史のある町に。
三木はまさにそれらが合致した町です。
大阪市内から電車で片道1000円程度で行けますし、
気軽にレトロな雰囲気を楽しむことが出来ます。
三木といえば三木城で有名です。
中には天守がなきゃ魅力を感じない人もいますが、
この一見するとただの公園のように見える空間でも、
探索すれば当時の遺構をわんさか見ることができます。
都市化が遅れている町は古い面影がよく残っているもので、
よく町中で見かけたような小さなアーケードがあったりするのも、
こういった町を散策する魅力の一つでしょう。
近年、三木では観光で盛り上げようとしているようで、
散策マップを発行したり旧家の公開などもしています。
そこでの案内の人との会話で
案「どちらから来られましたか??」
私「大阪市内からです」
案「そんな遠い場所からわざわざありがとうございます」
驚いたことにそんな答えが返ってきました。
たしかに電車だと片道2時間はかかる距離ですが、
隣の県なので遠いという感覚は自分にはありません。
三木は大阪でも知名度が比較的高い町で、
若者向けのレジャー施設も郊外にあったりするのですが
中心部となると観光で来る人は殆んどいないのだそうです。
当日の行程はこんな感じでした。
三木上の丸駅下車
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万寿庵でジェラート
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湯の山街道 アーケード散策
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三木城(歴史資料館など)
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旧玉置家住宅(見学)
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ビストロド・ノブ(昼食)
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旧小河家別邸(見学)
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三木鉄道記念公園(見学、遊び)
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三木駅より帰阪。
もう大満足です。
旧三木鉄道の三木駅構内にはトロッコがありました。
200mほどの線路跡を疾走できて昔を体感できるのですが、
いかんせん動力はペダルで大変疲れました・・・。
こういう体験ものは子連れには良いでしょうね。
今回は次女を連れていきましたが楽し気でした。
それはそうと、
三木は鉄道で行くには少し不便な場所です。
神戸電鉄の利用者はかなり減っているようで
粟生線は特にマズイ状況らしいですね。
これは高速バスの影響が一つの理由みたいですが、
鉄道が無いとこういった場所は訪れにくくなります。
なんとか維持して欲しいところですが・・・。
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