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今回は何と言っても箱根への峠越え。
上り坂が続くので涼しくなってからとも考えましたが
天候が良さそうなので思い切って出かけました。
若者の街。原宿いぇーい。
松蔭寺山門は石瓦葺が特徴の木造の門。
他にも白隠の摺鉢松があるなど見どころが多いのです。
とはいえ、街道は殺風景な光景が続いています。
そして相変わらず多い交通量・・・。
歩道は確保されてはいて安心ではあるのですが
こういう道は精神的に疲れてしまいます。
元々、この辺りは千本松原の浜沿いが道筋でした。
高潮などの被害によって内陸側に移転を余儀なくされています。
潮風が生温いながらも元気よくポーズ。
千本松原は10キロもの長さを誇る景勝地。
沼津からずーっと続いています。
この千本とは昔の表現方法で物凄い数的な意味があります。
現在の本数は30数万本以上あるのだそうです。
ここで少し早めのお昼を頂きました。
夕食にうなぎを考えていたので”すき家”で軽めに♪
沼津宿は古来より陸路と海路を繋ぐ拠点でした。
富士山の地下水で沼が多かったのが名前の由来です。
君はどこを触っているのだ?
まあ、あちこちに彫刻があって町歩きが楽しそうです。
東海道は沼津城の堀の役割もあった狩野川沿いを進みます。
昨日の雨が激しかったからか激しく増水中でした。

黄瀬川。去年の災害は大変でしたね。
橋の復旧工事が進んでましたが豪雨の爪痕は今だ残ったまま。
そして我々は街道から少し離れて
柿田川湧水群に寄ってみることにしました。
街道歩きではルートから離れた寄り道はキツイものがありまして、
これが例え100m程度であっても悩んでしまうことがあります。
疲労の蓄積やゴールまでの時間配分を考えてのものですが、
よっぽど魅力的なものがない限り余りしないのが基本です。
でも、柿田川湧水群は別格なので、
私「カキ氷みたいなの食べれるよー」
娘「行くー行くー!」
ってな感じでOKをもらいました(笑
見て下さい!この湧きよう!
娘は遊具のある公園でしか「公園」と認めないのですが、
これには大層驚いたようで満足していました。
富士山麓は湧水が多い場所なのですが、
ここの凄さは都会のど真ん中から湧いているところで、
しかもその量は一つの川を成すほどのもの。
湧水で作ったスムージーを食べながら、
親子ともども自然の凄さに驚いてしまいました。
さて、この湧水を利用しているのが、
三島の名物である「うなぎ」
産地から来ると1週間餌なしで湧水で育てるそうで、
これにより余分な脂肪や臭みが消えるみたいです。
三島宿内にはうなぎの店が数多くあって、
うなぎを焼く香りがあちこちからしてきます。
時間は15時半。
夕食にはちょっと早い時間でしたが、
いつもは行列必死の名店「桜家」に入ることができました。
まず、メニューを見てびっくり。
他の店でいうところの特上のものしかありません。
でも、ここは旅先。値段のことは気にしません。
家に帰ってから妻に聞かれてもナイショです(笑
さすがに旨いっ!!
娘もこれにはニッコリ。
大津では全然食べれなかったのが嘘のようです。
ちなみに、私は1匹半のうな重を頼んで、
娘は白ご飯のみを頼み私の半切れを載せました。
その後、三島宿内を散策して、
三島大社で旅の安全を祈願しました。
娘の拝む姿も随分いっちょ前になってきたものです。
さぁ、明日は箱根峠!