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ポケモンの手を止めて富士山を見入る娘
全国旅行割が始まって
先月とは全く違う混雑ぶりの新幹線。
膝の上で抱っこか!?と、覚悟したのですが、
結局、名古屋までの”のぞみ”では隣席は来ず、
名古屋からの”こだま”はガラガラで助かりました。
よく道中での一番大変な点を聞かれますが、
迷わず「席の確保!」と答えることができます。
まあ、これは無料で乗れるがゆえの悩みですが・・・。
藤沢本町駅よりスタート!
くもり空は歩くにはちょうど良い♪
ところが街道は車で渋滞気味です。
藤沢宿は昔から交通の要衝として賑わっていたので
これはある意味当然と言えるかもしれません。
さっそくお昼。
私はハンバーグ定食。
娘はアップルパイ。それ、おやつやん(笑
西湘地域は関西からだと結構不便な場所でして、
歩き始めはお昼前になってしまっています。
古い建物も意外と多く残ってました
藤沢宿交流館にて。
宿場に関するパンフレットがわんさかありました。
あと”通行手形”に感想を書くと特製缶バッチが貰えちゃう!
娘はこういう類のものに目がありません。
さっそく藤沢の古刹である遊行寺に向うのでした。
手に持ってるのが”通行手形”
遊行寺といえば大イチョウが有名ですね。
あと連想するのは箱根駅伝でしょうか。
遊行寺坂を選手が力走する姿は正月の風物詩です。
このように箱根駅伝で馴染みある地名が多いのが
神奈川の東海道歩きの面白いところでして、
ちょっとした疑似体験を楽しむことができます。
この上り坂。思いのほかハードでした(汗
この辺りは松並木がずらーと続いていたそうです。
今は全て枯れてしまって代わりに並木が植えられてますが
昔の名残を残しつつ往時を感じれる風景は良いものです。
俣野別邸を見学。
昭和14年創建の建物を再建。
重要文化財に指定されての修理中に
火災に遭って大部分が消失してしまったそうです。
なんと、まぁ、、、。
残り50キロを切りました
次の戸塚宿まではアップダウンが多く、
国道1号沿いなので景色も単調になりがちです。
でも、高台を進んでいるので歩道橋にあがれば
ほら、この通り、富士山が顔を出してくれます♪
ススキの群生。秋ですね。
ちょうど1年前は滋賀県内の東海道を歩いていました。
あの時はゴールが果てしなく遠いと思ったものですが・・・
ススキで遊びながら歩くのは今も相変わらずです。
ポールを飛び越えて歩いていくというゲーム
大坂を下れば戸塚宿に入ります。
娘「おおさか?わたしが住んでるとこやん」
娘「どうやってワープしてきたんや」
ちゃうちゃう(笑
戸塚宿は権太坂や大坂の難所に挟まれた宿場町。
江戸から来ると最初の宿泊地とする人が多かったそうです。
ちなみに名前の由来の一つが
冨塚八幡宮の裏手にある冨塚古墳からきてるのだとか。
都会の中のこういう空間は癒されますね。
ここから先はTwitterの街道仲間と一緒に歩きましたが、
さすがは地元の方だけあって色々教えて頂けました。
広重の絵「戸塚宿」を模したマンホールがカッコいい!
この絵の場所が下の写真の吉田大橋。
柏尾川のほとりに立っていた茶屋とともに描かれています。
関東の日暮れは関西と比べると早いもので
暗くなってくると焦っちゃいますね。
娘も「あとどれぐらい?」と言ってくる始末で(汗
そういう中でも街道沿いには気になるものが多いもので
ついつい足を止めて遊んだり見入ってしまいます。
懐かしいミシュランマンとの2ショット。
iPhoneのストラップを同じように斜め掛けにしています。
ちょっとした娘のこだわりです(笑
戸塚の夕暮れ。
遠くに見える富士山がなんとも美しいものでした。
東戸塚のタワマンが近くなった場所で本日のゴール。
アップダウンが多かった道中に
娘は音を上げ思わず「疲れた〜!」
いやぁ、よくがんばりました。