老若男女問わず多くの人が訪れるイメージがあります。
今回、10年ぶりに娘を連れて訪ねてみましたが、
以前と比べてもお洒落なカフェなど若者向けの店も増えて、
倉敷の勢いは全く衰えがないように見えました。
倉敷の特徴を一つあげるとするならば、
倉敷川が町並みの中央を流れていることでしょう。
川の両側には旧家が立ち並び、そのどれもが商売をしている。
立体感がある活気あふれる町を楽しむことができます。
それを見て娘は「映画村やーん!」と嬉しがり、
「やっぱり、人が多い町は好きやわ!!」と。
東海道で人の気配がない町並みを沢山見てきたからか、
娘の目にはテーマパーク的な感じに映ったのかもしれません。
倉敷は交通の利便性が非常に良いですね。
大阪からだと新幹線で1時間ほどで着いてしまいます。
こういう便利な場所にある町並みは、
都市化の波などで消えてしまうことが多い印象があるので、
早くから維持してきた倉敷の努力は並々ならぬものを感じます。
ただ、町並みの観光地化は賑わいを演出できる一方で、
作りものの町並みに見えてしまう悲しさもあります。
ようするに生活感がなくなってしまってると言いますか。
娘が言った「映画村やーん!」という言葉は
そういう意味ではあながち間違ってない気がします。
それはともかくとして、
倉敷の町並み自体は凄く立派なものです。
観光客の多くがスルーしがちな
横に伸びる路地なんかも目を見張るものがありますし、
人の少ない時間帯、例えば早朝や夕刻なんかに訪れると
昼とは違った表情を楽しめることでしょう。
ちなみに今回の目的は表向きはポケ蓋めぐりでした。
本当の目的は娘に町並みを見せたいからではあるのですが、
最近増えている町とキャラクターのコラボというのは、
娘を家から連れ出す良いキッカケです(笑
こういう「マンホール」や「〇〇むすめ」などでの盛り上げ方は
10年前にはなかったと思うのですがどうでしょうか。
それはそうと、倉敷名物があるんですが、
あまりにも旨いので昼飯に加えて夕食にも頂きました。
”ふるいち”のぶっかけうどん。
これを食べに、また倉敷を訪れたいぐらいです。
倉敷のあとは水島商店街を見学してから帰路に。
岡山からは新幹線ひかりを利用しました。
在来線でも良かったのですが18切符シーズンですし、
子連れなので安さより快適さを優先しました。
この”ひかり”は岡山始発であることが多くて
速さを求めなければガラガラで移動できる優れものです。
大阪までだと所要時間は”のぞみ”とそれ程変わりませんし、
そういう意味では岡山は子連れでも行きやすい場所といえます。
ただし、一点だけ。
岡山駅からの在来線の編成、短すぎません?
伯備線直通は2両とか・・・。これには泣きました(涙
せめて倉敷ー岡山だけでも増発は無理なのでしょうかねぇ。
【カテゴリ:中国ボラボラの関連記事】