2023年11月07日

古い町並み好きになったキッカケとは

毎朝のように古い町並みをTwitterにあげてますが
ふと、いつから好きになったかを思い出し振り返ってみますと、
どうも「信長の野望」と「乗り鉄」が関係していたようです。

信長の野望とは有名な国盗りゲームです。
実はこれで遊ぶまでは歴史が大の苦手でした。

当時、パソコンの黎明期でPC98が猛威を振るっていました。
友人が買い替えをするというのでパソコンを譲ってもらったところ、
その中に「信長の野望」というゲームが入っていたのです。

苦手な歴史ものなのでプレイを後回しにしたのですが、
始めれば見る見るうちにハマっていきます。

自分の命令によって武将が動いていく様は
まるで自分が殿様になったかの気分で爽快でした。

こうして遊ぶうちに戦国時代を中心に
歴史背景や武将、城などを覚えていくことになります。

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一方、乗り鉄は中学時代からしていまして、
大学の頃は日本の鉄道完乗を目標に全国行脚をしていました。
完乗だけを目的とするならば乗り続けるのが簡単ですが
ただ乗ってるだけではつまらないものです。

今の時代だとスマホがあるので便利になりましたが、
当時、それぞれの路線のガイド本(文庫サイズ)を購入して、
沿線の自然や歴史背景を考えつつ列車に揺られていました。

この ”歴史背景を考える" というのは
ゲーム「信長の野望」によって開花したものです。

途中下車では歴史に関する史跡はないかと探したりと、
次第に歴史探訪の旅へと変化していきます。

大きな荷物は駅のコインロッカーに入れて、
身軽な格好で散歩すると地元の人になったかのようで、
徘徊が楽しくなり古い町並みとも出会っていくことになります。

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時は流れ、街道歩きも趣味とするようになります。
街道は鉄道から離れた場所も通っていることから、
知られざる集落にも訪問できるのが利点の一つです。

こういった場所は過疎化で廃村になった場所も多く、
”廃がつくもの”への興味も次第に目覚めていきます。

全ては「信長の野望」「乗り鉄」が始まりだった趣味も
ついにここまで来たかって感じがします。

これら趣味の共通点は「人」
人があるところ歴史ありでしょうか。

高校までの歴史嫌いがほんと嘘のようです。

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おわりに。

先日は兵庫県は北条を訪問しました。

ここ数年は古い町並みを求めて、
ピンポイントで町を訪ねることが多くなりました。
まだ小さな娘を2人連れて行くことも多いのですが、
レクチャーをすると興味を持ってきてる様子です。

これからどういう変化があるのかは本人次第ですが、
キッカケを少しは提供できたかなと思います。




posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 懐かしい記憶 | 更新情報をチェックする
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