2024年07月22日

淡路島への船が楽しかった話

明石海峡大橋が出来るまでは
淡路島というと近くて遠い印象がありました。
それが橋が出来ると一変。
観光客を当て込んだ施設が増えて、
気軽に行ける島になったように思います。

それでも、離島だった頃の風情は残っているもので、
特に昔の交通手段である旅客船の港近辺においては
橋の開通当時と余り変わらないような景色を楽しめました。

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今回は明石から淡路ジェノバラインを利用しました。
ちなみに橋の開通前の淡路への手段はというと、
須磨や明石からのフェリーが最もメジャーで、
次いで南海電車で深日まで行って洲本へ渡るのが
人気のルートだったように思います。

この航路の特長は橋の下を通れることでしょうか。
明石海峡大橋をウリにした観光船と比べると、
600円で乗れるのでリーズナブルに楽しめます。

あと、日によるのですが潮の流れが早いので豪快です。
しかも船体も小柄なのでよく揺れることがありますし、
外の席に座るものなら結構水しぶきを浴びたりします。
観光客にとっては楽しいひとときだと思います。

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そんなこんなで明石の対岸「岩屋港」に着きます。

立派なアーチのある岩屋商店街。
そこには昔ながらの商店が連なっていました。

漁港でもあるので猫を何匹か見かけました。
おそらくは魚を分け与えたりしているのか
どれも人懐っこく近寄ってきてくれます。

まさに癒しの空間・・・。

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昭和感あふれるパチンコ屋、そして銭湯。
なんとも懐かしい時間を楽しむことが出来ました。

帰りは同じく船を使いました。
高速バスという手もあるのですが、
岩屋を通るものは意外と少なく不便なもので
今も船が地域に根付いてるのだなと思った次第です。

最後に感想として。
船は時間がかかって不便ではあるのですが、
その分、遠くに来れた感が半端ないものを感じます。
岩屋地区は明石海峡大橋の根元の部分に位置しています。
橋を渡ってきた観光客はスルーしがちな場所なので、
ゆっくりした時間が今も流れてるのだなと思いました。

まさに灯台下暗し。
レトロ好きにとって良さげな場所と思います。

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posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿ボラボラ_兵庫 | 更新情報をチェックする
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