ビワハヤヒデの菊花賞から始めています。
途中で飽きちゃったこともあるのですが
それでも主要レースはチェックしていたおかげで
血統を見てると得意不得意が大体わかります。
(もちろん個体差があって完璧ではないけれど)
この父は東京2400が得意で
ダートが滅法強かった とか
知ってる馬の名前がそこにあるだけで
懐かしい気分に浸れて楽しいひとときです。
長く競馬ファンをやってる利点は
こういうことですかね?

ちなみに馬券は2頭〜3頭だけに絞って
ワイドで大体1000円ほどしか賭けません。
なので勝率はかなり良いほうだと思います。
まぁ、配当は低いですけど(笑
さて、今と昔の競馬を比べての話ですが、
一番に変わったなーと思うことは海外遠征ですね。
昔は1頭でも遠征するものなら凄い話題でしたが、
今はトップホースでなくとも条件馬でも遠征していって、
そして勝ってくる。いやー、ほんと信じられません。
しかもランキング世界一の馬が出てきてるとか。
ウイニングポストという競馬ゲームがありましたが、
まさにゲームの世界と同じようになってきたといいますか、
トップホースの臨戦過程も随分と変わってきてるもので
前哨戦を挟まずにGI連戦も珍しくなくなりました。
これもこれまでの経験の賜物だと思いますし
調教技術の向上があってのことでしょう。

あと、サンデーサイレンス。
この馬を導入したおかげで
全体的に馬の質が向上した感じがします。
競馬新聞の馬柱に父内国産の表記がなくなって久しいですが、
昔は父内国産というだけで弱いイメージがありました。
もちろんトウカイテイオーなどといった強い馬もいましたが、
G1レースで父内国産はあまり見なかった気がします。
それがどうでしょう。
今は父内国産ばかりのレースも珍しくなくなっています。
日本は血の墓場と言われたのも過去のものとなりましたね。
そういえばウマ娘というゲーム(アニメ)がありますが、
中に出てくるお馬さんは私とドンピシャな時代なので、
現役時代を思い出して懐かしい気持ちで見ています。
あまりの人気ぶりに新キャラが実装されると
Twitterのトレンドに馬の名前があがったりするのですが
「またウマ娘の話題だろ!」と思ってクリックしてみると、
その馬の訃報だったりする時はガクッときますね。
30年もやってると
初期に出会った馬の殆どはこの世にいません。
馬のサイクルは早いとはいえ寂しいものです。

一つだけ自慢できることがあります。
牧場で生のシンザンを見れたことです。
しかも、亡くなる1週間ほど前でした。
久しぶりに馬の話をしていると
また牧場めぐりをやってみたくなりました。