2024年08月05日

パパとムスメの佐屋街道・桑名宿→佐屋宿

●1日目 桑名宿→長島→佐屋宿


↑詳しいルートと記録は【山行記録のページへ】もご覧ください。

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先日の東海道五十七次でゴール高麗橋に無事に到達。
ただし、七里の渡し区間では電車でワープしているので
東京-大阪を全て歩き切ったということにはなりません。

これではお友達に説明しても拍が付かない!

そこで七里の渡し区間にある佐屋街道を歩いて、
東京-大阪を完全なる完歩を目指すという作戦です。

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五月晴れとなった桑名の渡し場。
前回は2022年1月の大雪の日だったので
同じ場所でも随分と印象が違って見えます。

さっそく六華園で休憩。
鹿鳴館に似た重厚な作りに癒されました。

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ここで佐屋街道を整理しておきますと、
桑名と宮の間は一般的に七里の渡しがありましたが、
七里となると28kmなので結構な船旅です。

船が苦手な人は佐屋街道で迂回も多かったのですが
ここにも木曾三川を越える渡しがあるんですよね。
いわゆる三里の渡しです。

えー、結局は船に乗るの!?な感じですが、
七里の渡しが海を進むのに対して川を進むので
揺れ具合など全然違うものだったと想像できます。

そんな三里の渡しですが川砂の堆積が問題で
晩年は思うように航行できなかったと聞きます。

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背後に長大河川を見てご機嫌ポーズ

今回の1日目はまさに三里の渡しの区間です。
道が存在しなかったのでルートはどこでも良いのですが、
折角ならと旧道がある場所はそこを選んで歩くことにしました。

現代の難所と言うべき揖斐長良川橋梁。
薄い鉄板が敷かれただけの狭い歩道部分は、
所々でネジが外れていたりと劣化が直に見て取れます。

眼下を見ると足が竦むぐらいの怖さもあって、
何かが縮んだ思いです(汗

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娘はというと意外と余裕。
川を見て魚を監視するのは相変わらずです(笑

対岸は長島という地域。
木曽三川の堤防に囲まれていることから、
洪水対策の仕組みがあちこちで見られます。
いわゆる輪中と呼ばれるものですね。

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今や”なばなの里”などのレジャーで人気ですが、
水害の度に不死鳥のように蘇ってきたことは
相当な苦労もあったことでしょう。

と、ここで昼食タイム。
どさんこラーメンに入りました。

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お子様セットお菓子付きを頼んだら
なんということでしょう。1箱丸ごとでした。

これで850円。
普通の味噌ラーメン780円より高いだなんて(汗

娘「えー、食べきれないよ」

その後のお菓子をリュックにどうしまうか
悩みまくったのは言うまでもありません(笑

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さすがは長島。一向宗の立派なお寺が目立ちます。
旧道には古い道標も立っていて雰囲気も良しです。

「前ケ須 津島 宮 名古屋道」と見えます。
もちろん我々は津島方面へ。

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木曽川を昭和8年供用の尾張大橋で渡って
長大橋梁との恐怖はこれで終わりとなりました。
それにしても今も国道1号の現役の橋とは恐れ入ります。

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暑さを忘れる心地よいJRガード下で休憩タイム。
ここで今回のファッションアイテムを紹介しましょう。
まず、サングラス。ええ、100均のです。

「全然まぶしくなーい!快適!」
「いくら歩いても全然つかれなーい!」

私が「今5kmぐらい歩いてるよ」と言うと、
「え?2kmぐらいやと思っていたわ!」と娘。

100円でも効果絶大です(笑

あと、今回は初日だけリュックを背負ってもらいました。
中身は扇風機やタオル、そしてお菓子....。

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ふと娘が草を2本拾ってきて
「父ちゃん!対戦しよう!」と言ってきます。

2本重ねて切れたほうが負けという遊び。
名前はなんだったか忘れましたが、
小学校で教えてもらったのでしょう。

ゆったり行程だからこそできる遊べる余裕。
娘とのふれ合いは楽しいひとときです。

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思わず東京タワー!と喜ぶ娘。

やがて1日目のゴール佐屋宿へ。
最盛期には旅籠が31軒建ち並んでいたそうです。

今回、名古屋駅前に宿を取ったのですが、
夕食は折角ならと地元のものを味わいたいもので、
途中の枇杷島に聖地があったので寄ることにしました。

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その聖地とは「COCO壱番屋の創業店」
娘にとってはただのカレー屋に見えるでしょうけど、
若いころに1300gを挑戦した身でもあったので、
私はやや興奮気味。いつも以上に美味しく頂けました。

2日目は津島界隈の道中となります。

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posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東海道五十三次 | 更新情報をチェックする
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