2024年09月09日

醒ヶ井と河内風穴で涼を満喫

醒ヶ井といえば中山道の宿場町でもあって、
5月から6月は梅花藻が美しく見頃です。

昨年、さわやかウォーキングで訪ねたところ
アウトドアに良さげな場所であることを知ったので、
梅雨前の頃合いに家族で出かけてみました。

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まず向かったのは滋賀県醒井養鱒場。
清流が流れる川を活かした施設です。

歴史は古く明治11年からあるそうで、
園内のあちこちに古い痕跡を見かけます。
場所によって昔と今を対比する看板もあって、
レトロファンの心を鷲掴みにしてくれます。

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水があるところには大量のマス達。
どれも驚くほど活きの良い泳ぎっぷりで
エサをバラまけば即食らいついてきます。

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川遊びが出来るエリアもあるのですが、
余りの冷たさに足が痛くなるほどです。
中には体ごと入っている元気な子供もいて、
水から出たとたん全身震えていました。

まだ梅雨前だとかなり冷たい感じですが
きっと、真夏だと良い感じなのでしょう。

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梅花藻は年間を通じて15度前後の場所で、
常に水の流れがある水位が低い場所で育ちます。
日本では見られる地域はごく僅かみたいで、
大量のマスと合わせて貴重な光景です。

さて、そろそろお腹が空いてきました。
釣り場へ移動してマスを釣ってみます。

エサをつけて釣り糸を垂らせば、
10秒も経たずに釣れてしまう簡単さ。
正直釣りの醍醐味はなく流れ作業です(笑

でも、子供には好評だったみたいで、
待たずに次々と釣れる姿に興奮気味でした。
ちなみにここで釣った魚は全て買い取りです。
楽しいからと釣りまくると大変なことになります。

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結局6匹で打ち止めにしました。
塩焼き代を加えて大体3500円ほどでした。
そんなに安いということではないですが、
自分が釣った魚をすぐに食べれるというのは、
子ども達にとってかけがえのない貴重な体験です。

係の人が職人技のように次々と焼いてくれてます。
時間帯にもよりますが20分ぐらい待ったでしょうか。

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じゃーん!!

塩の加減は絶妙。最高の味。
子ども達は中身だけ食べていましたが、
川魚を食べる機会がこれまでなかったからか、
慎重に食べていたのが印象的でした。

さて、続いては河内の風穴へ移動しました。
醒井から山を挟んだ反対側の場所にあるのですが
直接行く道路がないので遠回りして進みます。
時間的には車で30分なので大したことはありません。

途中には醒井宿や鳥居本宿などあるのですが、
今回は泣く泣くスルーであります(涙

風穴というと天然の冷蔵庫みたいなもので
日本各地にチラホラあったりするのですが、
ここのは規模が違って鍾乳洞をそう呼んでいます。

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これが入り口です。
洞内から伝わってくる冷気が凄まじい。
長袖持ってこなかったことに後悔しましたが
中に入ればちょうどよい塩梅になりました。

そして、この大空間!
ここまでのものはなかなかありませんよね。

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洞内には30分ほどいたでしょうか。
垂れてるような鍾乳石を見かけなかったので
鍾乳洞というよりは洞窟の印象ではありました。

あとで多賀町立博物館で知ったのですが
河内風穴は非公開になってるエリアがあって
地底湖や鍾乳石が大量にある空間もあるそうです。

しかも、この地域には他にも鍾乳洞があるみたいで
全貌がいまだ掴めてないというから凄いですよね。

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この後は多賀大社を参拝して
糸切り餅を買って帰路につきました。

名神は一昔前のことを思ったら空いてますね。
以前は夕方ともなると大阪方面は殺伐としていたのに
時期的なものもあるのでしょうが驚くほどスムーズ。
これは新名神のバイパス効果なのかもしれませんね。



  
posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 近畿ボラボラ_滋賀 | 更新情報をチェックする
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