JR東海主催のさわやかウォーキングですが、
年に何回かは関西地区で開催されています。
以前にも書いたとおり、
鉄道会社と地域との密着性が魅力で、
今回も様々な地域との接点が設けられていました。
時は2024年12月14日。
私が若い頃は12月だと既に冬だった記憶ですが、
ここ数年は晩秋の雰囲気があるように思います。

京都は今住んでいる大阪から近いので、
隣町のような感覚があって親しみがあります。
いつでも行けると思って後回しになってる所が多く、
今回のエリアも初見な所が多いものでした。
いやぁ、実にありがたい。
こういうイベントは機会を与えてくれる。
街道歩きもそうですが、
ウォークイベントは観光地である「点」、
そしてそこへ行く道のりの「線」というように
これら両方を楽しめるから面白いもので、
より地域を深く楽しめるものだと思います。

スタートとゴールは地下鉄天神川駅。
近くにあるJR花園駅をそうしなかったのは、
何か理由があったのでしょうか。
それはともかく、時おり小雨が降る中、
8時半の時点でも既に多くの人が集まっていて
アウェイな場所でも人気ぶりが伺えました。
ルートは北上して妙心寺の境内を通り仁和寺、
雙ヶ岡という山麓を通り太秦という感じでした。
紅葉。良いですねー。
どこも葉はそれほど落ちておらず、
まだまだ活き活きした感じがありました。
12月に入ると寒さが増し、
観光客も少なくなると聞きますが、
紅葉を見るなら12月が良いとつくづく思います。
永観堂や南禅寺、東福寺といった名所は
12月でも人が多い印象があるのですが、
メジャーな場所以外の名所になると
人は少なくじっくり楽しめる良い季節です。

驚いたのは雙ヶ岡という丘陵になってる地域。
こんな場所に山があったなんて・・・。
地元の良い憩い場になってる雰囲気でしたが、
ガイドブックに載ってないような場所を知れるのは、
ちょっと嬉しいものがあります。
土産に参加者割引があった京漬物を買って、
程よい疲れで約10kmのウォーキングを締めました。


さて、今回の行き帰りは阪急の座席指定に乗ったのですが、
このヘッドマークを見ると「ア」にしか見えないですよね。
愛称のプライベースのイメージだそうですが。
一度そう見えちゃうとそれにしか見えない。
阪急沿線の人も「ア」に見えてる人が多いでしょう。
しかしなぜこういうデザインにしたのか・・・。
1乗車500円。座席も選べるということで、
関東の普通電車のグリーンと比べると相当安いですね。
この日も行き帰りともほぼ満席の賑わいっぷりでした。
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