関西パビリオン徳島ブースでは、
徳島に500円で行ける招待券がバラまかれてるのですが、
帰りは割引なしの実費であることを考えると悩むところで、
しかも、貴重な万博開催期間に徳島への遠征というのは、
時間的に少し勿体ないような気もします。

万博では公式スタンプ帳を用いたスタンプ集めが人気ですが、
スタンプの中には福井県や鳥取県などの現地のもあるので、
コンプするには並々ならぬ気合いが必要です。
ちなみにスタンプは万博期間のみ設置とのこと。
折角なら、公式スタンプ全部集めたい・・・。
と、いうことで冒頭の500円券を使わせてもらいました。
徳島県の西の端、阿波池田への直行バスで。

まず、驚いたのが三宮の神姫バスターミナル。
JR東海道線の高架下から出発なんですよね。
まるで犬小屋のように収まるバスの姿が愛らしいです。
神戸発着のバスは大阪住みにとっては機会が少ないですが、
まさか新潟駅ばりのアクロバティックな発着があるとは、
しばし、そのシーンに目を奪われてしまいました。

阿波池田は『阿波葉』とよばれる”葉たばこ”の耕作が盛んで
江戸時代から明治初期にかけて大変な賑わいがありました。
その様子は古い町並みの”うだつ”の旧家にも見て取れます。
ところが、タバコが専売になってから陰りが見え始めます。
街道沿いには旧家併設の工場がたくさんあったそうですが、
今では、その跡地が虚しく残っている感じです。


たばこ産業が盛んだったのでJTの大きな工場もありましたが、
撤退してからは町の人口は一気に減ってしまいます。
かつては、甲子園の常連校だった池田高校も、
少子化なども相まって名前を聞かなくなってしまったのは
こういう影響があったのかななんて思ったりします。
このように街道沿いを中心に賑わっていたのですが、
鉄道が開通すると駅周辺へとシフトしていきます。
街道と駅の間は徒歩で10分ほどの距離。
立派なアーケードによって結ばれています。


アーケードには謎のマークが掲げられています。
阪神タイガースの「ARE」に見えなくもないですが、
"セントラル""ロード""エキマエ"の略なのだそうです。
まさに中心というべき場所たる名称です。
ただ、アーケード内は多くの店は閉まり、
地方の商店街あるあるかもしれませんが、
若干寂しい感じの様相が漂っています。


そういう中で、息巻いているお店が
”パーラ喫茶 21世紀”という昔ながらの喫茶店です。
店内は広く、調度品が懐かしい感じがします。
オリジナルパフェを食べて一服しました。


さて、次は列車で貞光に向かいました。
こちらも古い町並みとして人気で、
全国的に珍しい二層うだつがあります。
剣山への登山道入り口として栄えた地域で、
町並みは吉野川に沿って広がってる感じではなく、
剣山方面に伸びているのが特長的です。

そもそも、うだつは防火壁を兼ね備えてますが、
見栄などで大きさを競い合うのが多いと思います。
貞光も本来はその使われ方だとは思うのですが、
葉煙草、繭などでの栄えっぷりは相当凄かったようで、
前半分を一段低くしたり、鏝絵を施したりと
他のうだつのある町並みとは一線を画す良さがあります。


先に訪れた阿波池田もそうでしたが、
観光客の姿を殆ど見かけることはありませんでした。
まぁ、35℃の猛暑日ではあったのですが・・・。
吉野川沿いというと藍染の脇町が有名ですが、
あまりにも有名すぎて、影に隠れてしまってるというか、
これ程の町並みなのになんとも不思議な光景でした。


お昼は道の駅にて半田そうめんを頂きました。
貞光は半田の隣町なのです。
さて、思いのほか順調に巡れたので、
一本早い列車に乗ることが出来ました。
その名も「藍よしのがわトロッコ」号です。

走り出すと容赦なく熱風が注ぎ込みます。
スピードはゆっくりなので夏場は大変です。
ちなみに、トロッコと元特急車の2両編成になっていて、
暑さに我慢できなければ元特急車で涼むことも可能ですが、
指定席なので双方とも同じ番号の席に座るのが決まりです。

にも関わらず、途中から美女と相席に。
あれ?相席になるはずないのに?と思いつつ、
車内に流れる軽快なガイドさんの放送とともに、
楽しく会話して時間を過ごすことができました。
誰かと話しながらという旅も楽しいものです。
もしかすると、美女も同じ気持ちだったのかも?
帰り際に楽しかった!とリップサービスがありました。

徳島駅の手前の鮎喰駅で途中下車。
徳島は先の大戦で空襲にあってますが、
昔の徳島の町並みが知れる場所なのが鮎喰です。
規模は小さいですが街道沿いに続いています。
市営バスに乗って徳島駅へ。
夜は阿波踊り会館で阿波踊りを見ました。
実は以前にも訪れているのですが、それは昼の部。
夜の部は有名連の踊りを見ることができます。
内容的には昼とあまり変わらない感じでしたが、
夜という時間というのも相まって、良きものでした。


阿波踊りの人に聞きそびれてしまったのですが、
五十肩になってたら激しく踊れないのかな?とか、
女性はつま先立ちで踊るけど止まると大変なのではとか、
じっくり見ていたからこその疑問がいろいろ沸きました。
まぁ、踊りは良い運動なので、
そもそも五十肩とは無縁と思ったりしますが。
その2に続きます。
【カテゴリ:四国ボラボラの関連記事】

