2025年11月10日

奈良井と中山道バス乗り継ぎ旅

今回は久々の信州行き。
中山道を京都からバス乗り継ぎできた友人 ( @isomibus ) と
奈良井宿で合流して塩尻宿へのバス旅に同行しました。

街道をバスで行くことは街道歩きと違って、
別の楽しみがあって別のテクニックが必要です。
近年は沿線の過疎化が進み廃路線が増えて、
年々、バスを使った旅は過酷さを増しています。
去年まで走っていたのに!というのは茶飯事で、
バスは生き物とはよく言ったものです。

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久々に乗る特急「しなの」の車窓は相変わらず良く、
事前に窓割りをチェックして切符を買っていたので
まさにワイドビューな景色を堪能できました。

私が中山道を歩いたのは2011年なのですが、
意外と車窓から見える旧道を覚えているもので、
また歩いてみたい衝動が沸き立ってきます。
次は一気通貫でとは思っているんですけどね。

木曽福島での30分の乗り換え時間。
トイレを済ませ駅で待ってるだけでは勿体ないので、
かねまるのパンを買って崖家づくりの町並みを見ました。

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そんなこんなで奈良井には9:17着。
土曜の朝早くなので人がほとんどいません。

なんという贅沢な空間!

それにしても、外国人の割合が多いこと。
その殆どが大きなザックを背負ってらっしゃる。
中山道鳥居峠を越えられるものと思うのですが、
日本人の軽装とは実に対称的です。

以前、自分が歩きで訪れたのはお盆の頃。
どこを撮っても人が写りこんで
撮影するには大変なほどの人込みでした。

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それが駅に着いて1時間も経ってるのに人は疎ら。
連休の時期とのギャップに驚きました。

古い町並みは写真を撮る分には
人がいないほうが撮りやすいのは確かですが、
江戸時代は人の往来があったはずなので
誰もいない状態は逆に違和感しかありません。

まー、でも、現代は服装一つをとっても、
個性豊かで統一的ではなく、カラフルなので、
目障りになってしまってる感はあるでしょう。
これが皆さん着物だったら最高なんですけどね。

奈良井は観光地化しすぎてる感じはあるものの、
町並みの長さ、旧家の割合、道の広さといい、
没入感が半端なく最高ランクと言って良いと思います。

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ちょっと贅沢に蕎麦定食を頂きました。

そんなこんなしてるうちに友人と合流。
いよいよバス旅がはじまりました。

地方は都会とは違ったバスが走っています。
いわゆる地方自治体がお金を出して維持している
コミュニュティバスといったものや、
タクシーのように呼べるオンデマンドバスなど、
乗るには若干敷居が高いものが多いと思います。

もちろん、地元では知られているので
日常で使ってる人も多いとは思いますが、
旅行者が利用するのは稀ではないでしょうか。

それだけに、地元の人だけの空間を楽しめるのは
なんというか銭湯に似た感じなところがあって、
地元の人とのふれあいを楽しめる一つの方法として
絶好の場なのではと思ったりします。

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塩尻市が運営しているバスは
奈良井から塩尻まで行っても僅か100円。
並行するJRよりは遅いですが超割安です。
ただし、マイクロバスなので大勢は乗れません。

約20分ほどで贄川宿に到着。
当初の予定では2時間あまり待ちぼうけでしたが、
関所の見学をしてる間に別のバスを発見できたので、
ちょうど良い頃合いで次に進めました。

バス好きの彼の凄いと思うところは、
現地でのバス情報収集能力の凄さでしょうか。
私は市内観光ではバスを使うことはあるのですが、
こうした山間部では事前に調べたバス以外は
どこに連れて行かれるかわからないことが多いので、
現地で他のバスを調べることはあまりありません。

先述のとおり、
地方のバスは探すのも乗るにも大変さがあります。
それがいとも簡単に別のバスを見つけれるとは
素晴らしい能力といいますか凄さですね。

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おかげで立ち寄ることが出来た平沢集落。
漆器屋が軒を連ねる伝統的建築のある町並みですが、
いろんな古い町並みを行ってる私でさえも、
ここほど違和感を覚える町は他にありません。

こう書くとホラーにも聞こえますが、
歩く人をまったく見かけないんです。
以前に訪れた時もそうでした。

これが過疎化で閉店しまくりのシャッター街ならば、
誰もいないという理屈が通じるのですが、
ほとんどの店は開いているし生きた町なんですよね。
しかも重伝建なのに観光客が見当たらない。

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恐らくこれは奈良井という超有名な町が横にあるので、
平沢は隠れた存在になってるのではと思ったりします。
古い町並みでは、そういう場所が結構あるものです。

お店に関しては外商をしているのか、
道の駅などに卸してるかで成り立ってるのでしょうか。

さてさて、平沢の次は本山宿へバス移動。
ここは江戸時代の古写真とほぼ同じ光景を楽しめます。
その古写真はネットで探すと出てくるのですが、
見つかればリンクを貼れればと思っています。

追記:
別の写真ですが昔の信州の光景が沢山載っています。
向山雅重記録写真 https://adeac.jp/ina-city/top/

しかし家の前に車を横づけとは、
せっかくの風情がちょっと勿体ない気がしますね。
でも、住民がいないと旧家は朽ちてきますし、
なかなか難しい問題ではあります。

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本山宿から洗馬宿までは徒歩。
バス乗り継ぎの旅ではあるのですが、
上手くいかない時は徒歩やタクシーなども
駆使して移動することがあるそうです。

洗馬宿から塩尻宿まではコミュニュティバスと
オンデマンドバスとのコンボ技。
いやー、ほんと楽しめました。

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夕焼けに映える穂高連峰を眺めて
充実した一日を終えたのでした。

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posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中部ボラボラ | 更新情報をチェックする
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