2026年07月06日

石州瓦が美しい|島根西部の町並みを途中下車で巡る

この地方は石州瓦が特長的です。
住んでる人にとっては何気ない景色でも
統一感ある光景は驚くべきものがあります。

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なぜ、統一感のある屋根瓦になっているのか。
皆さんが申し合わせて作った風景では決してなく、
単に瓦の産地がこの近辺だったに他ありません。
関東で大谷石を使った建築が多いのと似ていますね。

ようするに景観保存のために揃えたわけではなく、
普通に暮らした結果として町並みが揃っているのです。

現代では輸送事情などが改善されたおかげで、
様々な建物が建つようになりました。
その一方で、日本中どこへ行っても
似たような風景が増えた気もします。

まー、これはこれで良いとは思いますが、
旅行者としては地方独特の昔の風情を楽しみたいもの。
島根には、そういう風情が比較的多く残っている気がします。

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まずは大田市駅。
列車乗換の90分程度ではありましたが、
駅でぼんやりするだけでは勿体ないので
少し離れた旧市街まで散歩に出向きました。

地方の鉄道は旧街道沿いに設けられていることが多く、
駅周辺が元宿場だったりするので古い集落も多いものです。
中には目を見張るような素晴らしい町並みもありますが、
これらは殆どの場合、旅行ガイドブックに載っていません。

自らの足や古い航空写真や地図であぶり出しています。

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現地の人にとっては当たり前な光景も、
旅行者にとっては何もかも新鮮に映ります。

たかが散歩です。されど散歩です。
昔は賑わっていただろうなと想像したり、
古い建築を見て懐かしさを感じたりしてると
90分の乗換え時間があっという間です。

旅では極力チェーン店には入りません。
それこそ住んでる場所と変わらなくなってくるからで
カフェでも個人経営の店を選ぶようにしています。
そこでの会話がまた楽しい!

まー、大阪の地元でも同じことをやってるのですが、
それだけに違いがよくわかるから面白いものです。

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続いては、黒松で下車。
山陰本線では珍しく普通が朝は1時間毎だったので
車窓を眺めながら降りるのを決めた駅でした。
駅から一歩出ると戦前を思わせる光景がありました。

ここは山陰道の間の宿的な感じだったのですかね。
海にも近く、浜辺でのひとときも楽しいものでした。

車だと通り過ぎてしまう町でも
鉄道だと列車の合間があれば思わぬ発見があります。

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昼は歩いても誰もいないように見える町でも
朝は地元の人が家の外に出て井戸端会議してたりと
町がいきいきしている光景を楽しめます。

でも、よくあることとして
普段見かけない人を見ると怪訝な顔をする方や、
防犯対策で「こんにちわ」と声をかけられたりします。
ま、これは街道歩きでもよくあるので免疫があるのですが、
こういうことがあるから町歩きが苦手な人もいるでしょうね。

そういう時はこちらから「おはようございます」とか
挨拶をしかけてみるのも一つの手です。

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続いて江津駅近くの江津本町の町並み。

江戸時代においては江の川舟運や北前船の往来で
大森銀山に次ぐ石見第二の賑わいがあったそうで、
石州瓦を使用した立派な建物が軒を連ねます。

「江津本町甍街道」として観光売り出し中っぽいですが、
町を歩いていても観光客らしき姿はゼロで驚きました。
前日に温泉津の人に聞いても知らないと応えがあったので
知る人ぞ知る的な町並みなのかもしれないです。

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「甍」は”いらか”と読みます。
瓦葺きの屋根や棟瓦を指す言葉だそうです。
甍を入れた意図はなんとなくわかるのですが・・・。
ちょっと固すぎやしませんかねー。
例えば「江津本町いらか街道」にするとか
まー、皆さんが読めるほうがと思ったりします。

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続いての浜田では10キロ歩きまくってきました。
まずは歴史資料館に寄って話をお聞きしたのですが、

私「城までどのルートで行こうか迷っています」
私「出来たら古い町並みがある場所がいいのですが」

係「古い町並みあったかな・・・」

と、地元をよく知る方でもわからない印象でしたので
適当に川沿いを歩きだしたのが失敗でした。
歩いてると川向うに古い建物が!!ってなりました。

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失敗と書くとかなり語弊がありますが、
旅先での時間は貴重なので効率よく巡りたいもの。
結局は引き返して川向うに行ったのですが、
出来るなら最初から川向うを歩きたかった。

でも、引き返したからこそ出会う景色もあるので、
失敗と思うのは人それぞれで一概には言えません。
もし、あの時「旧市街はどの辺りですか?」と聞けば、
即座に答えが返ってきたはずです。

自分にとって古い町並み=妻籠のようなものではなく、
昭和の建物が密集してるだけでもそう認識しています。
この辺りは人によって認識の差が大いにあると思うので、
今後は尋ね方に注意していきたいところです。

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そうそう、資料館で教えて頂いた外の浦の風情が最高でした。
北前船の寄港地なんですが派手さはないものの、
静かな入り江で良港だった雰囲気がたまらなかったです。

若干遠かったのでレンタサイクルしても良かったのですが
観光協会の名前が書かれたりすると観光客感満載で
自分的には少し苦手なんですよね。(浜田のは知らないけど)

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最終日は午前中のフライトだったので
折角ならと始発で出雲大社に向かいました。
たしか4、5回は訪れているので慣れたものですが、
稲佐の浜までの町並み散策は初めてだったので新鮮でした。

出雲大社前駅の駅舎はステンドグラスもあり特長的です。
今では珍しい発車直前になっての改札開始なので、
待合室は列車を待つ人でいつも賑わっています。

なので、誰もいない駅舎を撮るのは難しいのですが、
早朝はそれが可能だったのでラッキーでした。

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実は当初の予定では天気が悪そうだったので
空港バスに乗るギリギリまで宿にいるつもりでした。
1人旅はこういう柔軟な感じでいけるのが良いですね。
家族旅と違ってちょっと贅沢も出来ますし(笑


posted by にゃおすけ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国ボラボラ | 更新情報をチェックする
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